ワキガが子供に遺伝する確率ってどれくらい?
ワキガの原因は、アポクリン汗腺から出る汗に雑菌が繁殖することで臭いが発生するのです。
アポクリン汗腺の数は生まれつき決まっています
アポクリン汗腺の数は遺伝の要素が大きく
- 片親だけがワキガの場合は約50%
- 両親の場合は約80%
確率で親がワキガが遺伝します。親がワキガであると確率が高いのは優性遺伝だからです。
しかし、現実にワキガの人は日本の人口の10〜20%です。両親がワキガの可能性は低いという結果になり、子供がワキガになる確率も低くなります。
ワキガが子供に遺伝しない方法は?
親がワキガで子供が受け継がない方法は、残念ながらありません
将来、科学技術や医療技術が進歩すれば可能性はあるかも知れませんが、現状ではないのです
心の準備をしておくのが大切!
子供がワキガになってしまった場合に備えて心の準備をしておく方が大切です。心の準備が出来ていれば、対策法もスムーズに進めることができます。
それはワキガに対して親が過剰に反応せず、親子で協力して病院で診察を受けたりデオドラント剤を使ったりと対策が取れるからです。
親から受け継ぐものはどうしようもないので、その後のケアに重点を置くことが肝心
何歳くらいから子供のワキガ発生する?
アポクリン汗腺は第二次性徴期とも言われる思春期に活発に働くようになります。アポクリン汗腺から出る汗が原因でワキガの臭いが強くなるので、思春期に発生すると言う事になります
具体的な年齢では
- 男の子は9〜13歳
- 女の子は7〜12歳
しかし、小学生の低学年でもワキガになってしまうこともあります。
低学年なら食生活や肥満が原因の場合があります
高タンパクや動物性脂肪の多い食品を使わないようにし、野菜や魚を増やすようにすればワキガの臭いは弱くなる可能性があります。
子供がワキガ体質を受け継いでも悲観しないで
ワキガを受け継いだからと言って、悩むことも悲観することもありません。むしろ過剰に反応せず、落ち着いて対応してあげなければいけません。
デオドラント剤を使う対処法がおすすめ
その時は親子で一緒にデオドラント剤を使うなどして、特別なことではなく皆もしていることだと教えてあげるようにすれば子供も安心